大学に入って経済学を学びはじめると
「ミクロ経済学」「マクロ経済学」という概念に出会います
”ミクロ” ”マクロ”というのはざっくり
ミクロ=小さい マクロ=大きい
という意味です
ただ「ミクロ経済学」「マクロ経済学」と言われると
小さい経済学?大きい経済学?となってしまい
何のことを指しているのか分かりづらくなりますよね
教科書的な「ミクロ経済学」「マクロ経済学」の説明としては
ミクロ経済学→家計や企業がどのように意思決定を行い、
それらがお互いにどのように関わり合うかを研究
マクロ経済学→インフレ、失業率、経済成長など
経済全体に関わる事象を研究
となっています
でもちょっと分かりづらいですよね
なので、もっとシンプルに
ミクロ経済学⇒個人や企業の行動に関係するもの
マクロ経済学⇒経済全体に関係するもの
という感じで捉えてもらえれば大丈夫です
例えば
あなたは毎日コンビニに行くとします
ある日コンビニに行くと、昨日まで100円だったプリンが
150円に値上がりしていました
この時、あなたはプリンを買いますか?
それとも高いから買うのやめますか?
こうした意思決定はミクロ経済学で扱う分野の一つです
一方で、インフレや失業率というのは
誰か一人の行動で決まるのではなく
経済に存在する全ての人の行動で決まるものですよね
こうした経済全体に関するものを取り扱うのが
マクロ経済学です
個々の行動をクローズアップして考えるか
全体を引きで見て考えるか
この違いが「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」の違いです
それではまた